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巨大嵐、大寒波…中国の大気汚染が原因 地球の裏側まで影響、衝撃広がる#元記事→■
中国で深刻化している微小粒子状物質「PM2.5」などによる大気汚染が、北半球における異常な巨大嵐や大量降雨、大寒波などの重大な気候変動の原因になっているとする研究論文が16日までに、全米科学アカデミー紀要に発表された。
「(北半球で発生した)分厚く巨大な雲やおびただしい降雨を伴う嵐は、大気汚染の結果として生み出されたものだ」
研究論文の主著者で、米カリフォルニア工科大学ジェット推進研究所のユアン・ワン博士研究員はこう断言し、北京を中心とする中国の大気汚染が気候変動に重大な影響を及ぼしているとの認識を示した。
日本、コメと小麦の関税撤廃回避 TPP、大筋合意へ調整#元記事→■
環太平洋連携協定(TPP)交渉に絡む日米協議で、日本はコメと小麦の関税撤廃を回避できる見通しとなった。米国は関税を認める見返りに輸入を増やす仕組みを要求し、日本は受け入れる方針を固めた。国が輸入する「国家貿易」の制度を維持したまま、米国産を優遇する案を軸に最終調整している。政府関係者が16日、明らかにした。
日本が「聖域」とする農産物の重要5項目のうち、日米ともに保護したいサトウキビなどの甘味資源作物は関税維持でまとまる公算が大きい。24日の安倍首相とオバマ大統領との首脳会談で大筋合意できるかどうかは、隔たりが大きい牛・豚肉の関税次第の情勢となった。
反ヘイトスピーチ団体元代表逮捕 生活保護費を不正受給疑い#元記事→■
大阪府警警備部は15日、生活保護費を不正受給したとして詐欺の疑いで、ヘイトスピーチ(憎悪表現)への反対行動を行っていた市民団体「友だち守る団」(昨年5月解散)の元代表林啓一容疑者(52)=大阪市西成区橘=を逮捕した。
警備部によると、守る団は「在日特権を許さない市民の会(在特会)」などの右派系市民グループに対抗するとして、昨年2月に結成。最大で約30人のメンバーを抱え、ヘイトスピーチが行われる場所に行き、非難の言葉を浴びせてきた。
逮捕容疑は無収入とする虚偽の申告書を大阪市に提出し、2011年6月~12年2月に生活保護費約110万円をだまし取った疑い。
シー・シェパード側から一転「捕鯨の歴史や正当性を伝えたい」 和歌山・太地に魅せられた豪ジャーナリスト#元記事→■
反捕鯨団体「シー・シェパード」のドキュメンタリー番組を撮影したオーストラリア人の映像ジャーナリストが、和歌山県太地町の捕鯨とその歴史に魅せられ、文化を世界に伝えようと活動している。母国や欧米で反捕鯨の世論が高まるなか、「江戸時代から連綿と続く太地の捕鯨の歴史を伝えれば、世界の認識は変わるはず」と訴えている。
和歌山大学の特任助教、サイモン・ワーン氏(57)=和歌山市在住。オーストラリアの民間テレビ局のカメラマンを経て、フリーランスでタスマニアの環境問題などを伝えてきた。
平成19~20年にかけて、アメリカの人気番組「ホエール・ウォーズ(鯨戦争)」の撮影に参加。南極海で、日本の調査捕鯨船を妨害するシー・シェパードを5週間取材した。
番組は米テレビ界の最優秀作品に与えられるエミー賞にもノミネートされたが、「見せたいものだけを放送する」方針に疑問を抱き、撮影クルーを外れた。
20年の秋、日本の捕鯨について詳しく知りたいと太地町を訪れた。複数の船で鯨を網に追い込み、銛(もり)を投げて仕留める古式捕鯨。江戸時代初期に生み出されたその歴史と、先祖代々受け継がれてきた技術とチームワークに感銘を受けた。
「日本は欧米のように油だけを取って鯨を捨てるようなことはせず、すべての部位を使って無駄にしない」。しかし、歴史や背景を当の日本人が知らないことに驚いた。「太地の真実のストーリーを伝えなくては」。捕鯨の研究を進めながら、和歌山大観光学部で教壇に立つ。
古舘伊知郎59歳「報ステ」で「パワーポイントがわからない」 キャスターのくせに無知?それとも知らなくても問題ない?#元記事→■
理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダーが大阪で記者会見を開いた2014年4月9日夜、テレビ朝日系「報道ステーション」がこの会見とSTAP細胞を巡るニュースを伝えた。
その中で、小保方さんが実験記録や情報のストックに使用したという「パワーポイント」が何なのか分からなかった、というキャスターの古舘伊知郎さん(59)の発言が「マスコミ人とは思えない無知」などとネットで物議を醸している。
海江田氏、首相の歴史認識批判#元記事→■
訪米中の民主党の海江田万里代表は8日、ワシントンで講演し、安倍晋三首相の靖国神社参拝や歴史認識を批判し「健全なナショナリズムの域を越え、東アジアの不安定要因となる可能性が出てきた」と警鐘を鳴らした。また通常国会閉会後に韓国や中国の訪問を考えていることを明らかにした。