http://mo1do.blog.shinobi.jp/Entry/167/#comment1――と、コメントを頂いて、はて、僕はどうしてFF5を
遊んだんだろう、と記憶の糸を手繰ってみた。
#それくらい、自分は大作(皮肉w)を遊ばない奴なので。
で、うろ覚えながら思い出しました。
僕がFF5を遊んだのは、実は、とある NetNews の記事が
きっかけだったのです。
当時 NetNews には、阪大の――その後コナミで[PCE]パロディウスの
プログラマをされた、「死に死に教授」という方がいました。
僕は FM-7 ユーザだったため、ブラスティーやアムトラック、
キングスナイトスペシャルなどなど、度重なる発売延期や
開発中止の嫌がらせを受けて、スクウェアはすっかり
僕の最も嫌いなメーカーとなっていました。
当然、ファイナルファンタジーなんて絶対やるもんか、と
思っていたのです。
#ただし、マイクロキャビンが移植したMSX2版のFF1ならやっても
#いいかなー、とか思っていたり。(^^;)
そんなときです。
教授がFF3を遊び始め、そのリプレイを4人の仲間の会話形式で
とても面白おかしく書いて投稿したのです。
パーティーのリーダーで、得意技は「ぬすむ」と口車のシーフ。
実直で、そして不器用なパーティーの盾、ナイト。
いまいち思い出せない、気弱で地味~な狩人。
このオロカなパーティーの被害者で、紅一点の白魔道士。
「マイナージョブ固定クリア」を目標に掲げていたにもかかわらず、
ストーリーに行き詰まる度に、シーフにあーだーこーだと言いくるめられて
泣く泣く転職させられるパーティーメンバーたち。
この魅力的な読み物にすっかり参ってしまい、スクウェアは嫌いだけど
FF3だけはいつか遊んでみようと思ったのです。
結局その機会が訪れることはありませんでしたけどね……。
単にコンシューマ機を買うのを、はばかっていたためなんですが。(^^;)
しかしその後、コンシューマ機を買う一大契機がやってきました。
某ジムに[SFC]きんぎょ注意報やセーラームーンR(対戦)を見せられ、
つくばってた友人らにマッスルボマーと、すごいへべれけを見せられたのです。
それから僕がスーパーファミコンを購入するのは早かった……。(;゚∀゚)
そして、FF3のジョブシステムを継承したFFが、SFCに存在すると
聞いたのもほぼ同時期。
ですから教授のプレイにあやかり、自分もパーティー固定でプレイ。
主人公のバッツは本当に最後までシーフでした。
ラスボス戦ですら「ぶんどる」。(^_^;)
エンディングは主人公だけ不在でしたっけ……。
さて。
その教授の記事が無性に読みたくなり、
ココで検索かけてみました。
……残念ながら、91年以前の記事は存在せず、出てきませんでした。
でも変わりに、懐かしくて泣きそうになったものが出てきたのです。
「教授」で「このグループを検索」したら、「重世界バーム」のリプレイ記事が!
自分の作ったキャラ(なぜか3キャラいるが…)のリプレイもちゃんとあります
!!うわーん、懐かしすぎる~。( ;´Д`)
もう号泣です。
わからない人のために簡単に説明すると、コミュニケーション手段に
電子メールを用いたテーブルトークRPGなのです。
重世界バームに散らばる多くのプレイヤー一人一人に、ゲームマスターの
西岡@NMさんが、電子メールで状況を伝えます。
プレイヤーは行動を書いて、それを返信します。その繰り返し。
ゲームマスターの苦労たるや、半端ではなかったと思います。
そのリプレイ記事を、西岡さんが投稿しており、それが現在でも
大量に検索にヒットして閲覧できるのです。
20年近くも昔の、自分らの熱いソクセキを辿り、気恥ずかしいやら、
嬉しいやら、なんとも言えない名月の夜でございます。
1. 無題
解説ありがとうございます。やっぱり、
文章力のある人の影響力はすごいですねぇ。
あと、西岡さんのリプレイ集は、
個人サイトにまとめられていたのですが、
リアルの引っ越しの際に、閉鎖されて
しまったようで、残念で仕方ないです。