国連事務総長が日本に異例の注文 「歴史顧みること必要」 韓国訪問し
韓国を訪問中の国連の潘基文事務総長は26日、ソウルの韓国外務省で記者会見し、歴史認識問題をめぐり日本と中韓との対立が深刻化していることについて「日本政府と政治指導者は自らを深く顧みて、国際的な未来を見通すビジョンを持つことが必要だ」と述べ、日本政府に注文を付けた。
潘氏は、歴史認識を正しく持つことが未来志向的な隣国同士の友好関係につながるとの認識を示しながら、日本政府を名指しして態度変化を促した。 #元記事→ ■中国外務省、国連事務総長発言「積極的に評価」
国連のパン・ギムン事務総長が歴史認識などをめぐり、「日本の政治指導者には深い反省が必要だ」などと発言したことについて、中国外務省は28日、「積極的に評価する」との談話を発表しました。 #元記事→ ■潘氏が外務副大臣に釈明 「安倍政権の立場や努力、承知している」
外務省によると、オランダ訪問中の松山政司外務副大臣は28日、国連の潘基文事務総長と会談し、日本を念頭に「正しい歴史認識が必要だ」などと発言したことについての真意をただした。潘氏は「発言は中立的で、日本のみを指摘したものでない」と釈明した。
潘氏は「歴史認識に関する安倍晋三政権の立場や、平和国家としての日本政府のこれまでの努力について、自分はよく承知している」と述べた。発言に関しては「日本、中国、韓国の三カ国は東アジアの平和と安定にとって重要な国であり、三カ国の指導者は過去に起こったことをしっかり理解して克服していくべきとの趣旨だ」と説明した。 #元記事→ ■
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