少し前のことなのだけど、おふくろからメールが来た。
「ディズニーランドに泊まるので、お前さんの予定教えろ」って。
あの仲の悪い両親が、どうしてディズニーランドに宿泊?――と
一瞬、喪主になる覚悟と不安が頭をよぎる。
が、話を聞いたら
「ディズニーランドは高いから、お前は来なくていい。
翌日、保養地に泊まるから、そっちに合流しろ。」
とのことなので、ああ、これは大丈夫だと安心する。
で、今日が、その保養地に泊まる日だったのである。
仕事明けに保養地の最寄駅へ向かい、両親を待っていると
――あれ?
弟夫婦もいるじゃん。
そんな話、一言も聞いてないんですが?
あら、言ったつもりだったわー。あっはっは。
うーむ、そろそろ実家で介護生活の覚悟も…(略
甥っ子は、だいぶ大きくなっていて、いやもう、とろけるような
可愛さでしたな。
弟が「ディズニーランドで、向こうに可愛い子がいるなぁと思って
良く見たら家の子だった」とか、デコピンかましたくなるような
微笑ましい親ばかっぷりを発揮してたのが印象的であった。