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ポトマック通信 反日に「Cool」な反論#元記事→■
東京・外神田の神田明神や上野恩賜公園の西郷隆盛の銅像、アニメ映画「千と千尋の神隠し」。いずれも中国や韓国による歴史認識をめぐる「反日宣伝戦」への新たな反論材料だ。
在ワシントン日本大使館の公使が13日、ワシントン市内で中国や香港などアジア系メディアに対し、歴史認識や尖閣諸島(沖縄県石垣市)についてスライドを交え説明した。靖国神社参拝をめぐる日本人の精神的背景や、八百万(やおよろず)の神が集まる湯屋を懸命に掃除するアニメの主人公。神社がいかに日本人の日常生活に根ざしているか、日本が世界に誇るポップカルチャーを生かした講演だった。
神田明神には朝廷に弓を引いた平将門がまつられている。西郷隆盛は西南戦争で逆賊となったが、名誉回復した。政敵の墓を暴く大陸文化とは違う、日本人の精神文化が紹介された。
東京裁判によるA級戦犯が「平和に対する罪」という遡及(そきゅう)法(事後法)で裁かれた事実。日清戦争後の下関条約で(日本の固有領土のため)尖閣諸島が取引材料にならなかった事実。反日キャンペーンに、短時間で的確に反論していた。公使からの逆質問に中国、香港の記者は黙り込んだ。