最近、PSPのHEN関連をまったく追いかけてなかったので
ちょっとまとめてみる。
HENは、「
Homebrew
Enabler」の略で、カーネルの脆弱性を突いて、
未署名の自作ソフトをXMBから起動可能にするもの。
HBLは、「
Half
Byte
Loader」の略で、ユーザーモードの脆弱性を突いて
起動させるeLoader。
自由度の高さは、カーネルモード > ユーザーモード、なので
HENに比べてHBLは出来ることが少なく、また、動作する自作ソフトも
どうしても少なくなる。
PS1ゲームやISO起動も出来ない。……はず。
そして、ハードウェアレベルで対策され、内蔵flashにCFWを
インストール出来なくなった現在、CFWに変わり、LCFWが登場。
「L」は「Light」のLだそうで?
HENを利用してRAMにパッチを当てて起動するタイプのCFWは
総じてLCFWと表現するそうな。
――で、自分のPSP-3000は5.03HENで更新が止まってるけど
PSPgoでも動作可能な6.20HENが、HENの現在の最新版。
さて。
最近更新のあったCFW/LCFWをピックアップしてみる。
- CFW6.37ME-6 for PSP-2000
- CFW6.35Custom v16 for PSP-2000
この2つはCFW。なので対策前PSP-2000限定。
- LCFW6.35PRO-B2
- 6.35X33-X1 Beta
- 6.20TN-D(HEN)
上は中華製。HENを利用してflashをばりばりに書き換えるLCFW。
真ん中は全PSPにインストール可能なCFWらしい。flash書き換えあり。
下はTotal_Noob氏のHEN。flash書き換えなし。
flash書き換えで、電源を切ってもOKなパッチがリリースされたばかり。
#この他にネタで、LCFW6.35M33-Finalなんてのもあります。(^^;
これらのインストーラは署名済みなので、XMBから起動するだけでOK。
――のはず。
明日あたり、5.03HENから6.20TN-Dにアップデートしてみよう。