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ハーバード大学がネズミの若返りに成功!今度は人間も!#元記事→■
ハーバード大学医学部の実験的な治療が老ネズミの疲弊した臓器を蘇らせることに成功、若返り技術へ一歩近づきました。
この治療方法、人間にも同じ効果、少なくとも老化を抑える効果が期待できるそうです。
ただし、若返りがそのまま長寿へと繋がるかどうかは、まだ観察段階で分からないそうです。
非常に期待が持てる研究ですが、人間に対してはいくつか課題が残ってるそうです。
マウスは生涯を通じてテロメラーゼ酵素を作り続けますが、人間の場合、成人すると作られなくなります。
これは制御を失った細胞がガン化するのを防ぐための進化上の妥協と言われています。
テロメラーゼ酵素を利用した治療法は確かに老化を抑える効果があるかもしれませんが、同時にガンのリスクが高くなります。
しかし、今後、ますます高齢者社会となる中、認知症、脳卒中、心臓病などの加齢に関連する疾病を抗老化治療で解決できるなら、社会全体の生活の質が劇的に向上することは間違いありません。